21世紀の到達は6人のみ&イチローに続くのは誰? MLB3000安打の高い壁

今季中に達成の可能性が高いプホルス

 マリナーズ時代イチローの同僚だったエイドリアン・ベルトレは本塁打王、最多安打各1回、好守好打の三塁手として殿堂入りが確実視されている。今はレンジャーズでダルビッシュ有投手の同僚で、今季中の大台突破が期待されたが、DL入りでまだ出場していない。

 アルバート・プホルスはイチローとMLBデビューが同じ2001年、アのイチローとともにナ・リーグで新人王を獲得し、比較されることも多かった。首位打者、打点王各1回、本塁打王2回。彼も殿堂入りが確実視されている。今はエンゼルスに在籍。あと167本で3000本安打に到達する。昨年は159本だったから、今季終盤に3000本に達成する可能性がある。

 イチローは21世紀にデビューした選手では最初に3000本安打に到達したが、プホルスが達成すれば2人目になる。

 カルロス・ベルトランはロイヤルズ、メッツなどで活躍したスラッガーで、421本塁打の強打者だが312盗塁と俊足だった。WBCではプエルトリコの主軸を打った。しかし40歳。あと3000本まで371安打は厳しいところではある。

 ミゲル・カブレラは2012年、MLBでは45年ぶりの3冠王に輝いた大打者。WBCべネスエラ代表としても活躍。間もなく34歳を迎えるが、打撃は衰えていない。ベルトランを抜いて3000本に達する可能性は高いだろう。

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