田中将大、今季初勝利も地元紙は辛口評価「まだエースらしく見えない」

7回途中3失点も「またもや物足りなかった」

 14日(日本時間15日)本拠地でのカージナルス戦で今季初勝利を飾ったヤンキース田中将大投手。初回に先制2ランを浴びながらも立ち直り、7回途中を5安打3失点と粘投した。最後は1死二、三塁と1打同点のピンチを2番手クリッパードに託し、救ってもらった形になったが、3回最終打者から10者連続凡退に抑えるなど復調傾向も見せた。

 だが、今季3試合目の先発試合でようやく勝利を手に入れたエース右腕に、辛口のNYメディアは手厳しい評価を下す。地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」電子版では、「マサヒロ・タナカはまたもや物足りなかった」とバッサリ。初回に2点を失ったが、本塁打で援護したカストロとローマイン、窮地を救ってくれたリリーフ陣こそが、チーム5連勝のカギだと分析した。さらには、2点リードの7回にマウンドに戻った田中が1点差に追い上げられて降板したことに触れ、「タナカを7回まで投げさせたジョー・ジラルディ(監督)の決断は裏目に出た」と酷評している。

 同じく地元紙の「ニューヨーク・ポスト」電子版では、「期待外れの2戦の後で、タナカは良くなっていた」と一定の評価を与えながら、「それでも、つまずいた7回にブルペンに救ってもらった」と指摘。「監督が試合前に指摘していた制球難とスプリットは改善されていた」とし、「2017年はまだエースらしく見えないが、チーム内では一番近い投手だけに、監督やチームはタナカに期待するしかない」とチームの現状も踏まえながら、辛口の評価をした。

 なんとか勝利を飾った田中だが、名門ヤンキースのエースとして、次回こそは地元メディアも絶賛するようなピッチングを見せたい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY