ソフトBデスパイネ、14戦目での初本塁打 2安打3打点で「上がってきてる」

試合前まで打率.205&1打点も…ようやく結果「もっと状態を上げていきたい」

 待望の一発だった。ソフトバンクの新外国人・アルフレド・デスパイネ外野手が15日のオリックス戦(ヤフオクD)で今季初本塁打。14試合目での移籍後初アーチに、試合後は「1本出てホッとしているところはある。修正しながら、もっと状態を上げていきたい」と安堵のコメントを残した。

 2点ビハインドで迎えた3回。2死二塁から内川が中前適時打を放って1点を返したところで、打席に入ったデスパイネ。2ボールからの3球目。オリックス先発のコークが投じたチェンジアップを逃さなかった。打球は快音を残して、右中間スタンドへ。試合を一時ひっくり返す第1号2ランに、本拠地ヤフオクドームが沸いた。

 3点を追う9回には、1死一、三塁で打席に入り、左前適時打。最後の反撃が及ばず、試合には敗れたものの、2安打3打点と結果を残した。この日の試合前まで44打数9安打、打率.205。打点わずか1、本塁打なしと不調だった助っ人。ようやくのアーチに「徐々に上がってきている。毎日修正しながら、上げていきたい」と復調への手応えを感じていた。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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