ソフトB主力が試合中止で臨時のサイン会 内川「せめてもの、というところ」

内川、4連敗のチーム状況に「いい中止にしないといけない」

 16日、鹿児島での試合が中止となったソフトバンク。午前中に少し離れた鴨池ドームで練習を行った選手たちは、一度鴨池野球場に足を運び、開催を待ちわびて早くから駆けつけていたファンに臨時のサイン会を行った。

 鴨池野球場に駆けつけたファンは11時30分に発表された試合中止にがっかり。そこにソフトバンクの主力選手が続々と現れて、即席のサインのサービスを行った。内川聖一、松田宣浩、長谷川勇也、柳田悠岐、鶴岡慎也、デスパイネ、本多雄一、今宮健太、上林誠知など豪華な顔ぶれにファンも熱狂。

 内川は「(ファンに対して)せめてもの、というところですね」と一言。3カードの長期ロードを終えてホームに戻っても、福岡の自宅でくつろげたのはわずか1日。加えて4カード連続の負け越し、4連敗というチーム状況の中での試合中止に「これをいい中止にしないといけない」とキャプテンとして前向きに語った。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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