岩隈久志、3回6失点炎上も勝敗つかず マ軍は逆転サヨナラで3連勝

レンジャーズはバーネットが同点ソロ被弾、9回勝ち越すもその後サヨナラ負け

 マリナーズの岩隈久志投手が16日(日本時間17日)の本拠地レンジャーズ戦で3回6失点で降板した。その後、打線が同点に追いついて勝敗はつかなかった。チームは9回に再び勝ち越されたが、その裏に2点を挙げて8-7と逆転サヨナラ勝利。連勝を3に伸ばした。

 岩隈は1点リードの2回1死一、二塁から7番・秋信守にライトスタンドへ3ランを運ばれて逆転を許すと、3回にもルクロイの中前適時打、秋の左翼線への2点二塁打で3失点。昨年9月20日のブルージェイズ戦以来となる6失点でマウンドを降りた。

 それでもその後、打線が追い上げを見せ、3回の裏の攻撃でハニガーが相手先発のハメルズから3ランをマーク。さらに6回には相手2番手のバーネットからバレンシアがタイムリー二塁打を放ち1点差に詰め寄ると、7回には先頭のエレディアがバーネットから同点ソロを放った。

 9回にはマザラに勝ち越しソロを被弾したが、その裏にダイソンを攻め、無死満塁とチャンスを作るとハニガーが押し出し四球を選び、再び同点に。1死後、クルーズのショートへの打球で三塁走者が生還し、サヨナラ勝利を収めた。

 岩隈はこの日、3回52球で7安打2奪三振6失点。今季はここまで2試合連続でクオリティー・スタート(QS、6回以上を自責3以内)を続けていたが、いずれも白星を逃しており、ここまで3試合で0勝1敗、防御率5.40となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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