エルドレッド、ロペスを凌ぐ!? 西武メヒアが達成王手を掛けた記録とは

来日4年目で達成確実、今季はすでに3本塁打

 今季開幕戦となった3月31日の敵地ヤクルト戦で、DeNAのロペスが6回に今季1号となる2ランを放った。これはロペスにとってNPB通算100本目のアーチ。来日5年目で節目の記録を迎えたわけだが、メジャー通算92本塁打のロペスを凌ぐ速さで来日100号に達しようというのが、西武のメヒアだ。

 今季すでに3本塁打を放っているメヒアのNPB通算本塁打数は、17日現在、99本。節目の100号まで残り「1」本に迫っている。メヒアが来日したのは2014年だから今季で4年目。ロペスよりも1年速いペースで本塁打を放っている計算だ。

 さらに見ると、広島のエルドレッドは来日5年目だった昨季の20号アーチが通算100本目。現在プレーする外国人野手の中で最も本塁打のイメージの強いヤクルトのバレンティンは、NPBシーズン本塁打記録を塗り替えた2013年に放った38号が通算100本目で、来日3年目での達成だった。

 メヒアの故郷ベネズエラでも通算100号王手のニュースは情報サイト「ノティシア・アル・ディア」など複数のメディアで報じられており、同じくベネズエラ出身のロペスに続き、1シーズンに2人の記録達成が注目されているようだ。

 西武は18日から本拠地で楽天との2連戦に臨む。昨季までの3シーズン、メヒアは楽天戦で通算打率.271、通算14本塁打を記録。本拠地メットライフドームでは通算打率.260、通算44本塁打をマークしている。今季は本拠地での5試合で打率.313、2本塁打と好調なだけに、この3連戦で記念すべき1本が飛び出しても不思議はない。

 ロペスに続き、1日も早く故郷に明るいニュースを届けたいところだ。

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