イチロー3年ぶりシアトル凱旋で背番号51の“永久欠番論争”再燃「2人とも…」

殿堂投手ジョンソンと分け合う背番号51「2人を称えて永久欠番にできる」

 マーリンズのイチロー外野手は2001年から2012年シーズン途中までプレーしていた古巣マリナーズとの3連戦に挑んでいる。イチローにとって、2015年に移籍したマーリンズの一員としては初の凱旋試合となり、17日(日本時間18日)の初戦では打席で盛大なスタンディングオベーションを浴びるなど、かつての地元シアトルでは大きな盛り上がりを見せている。そんな中、マリナーズ時代もイチローの代名詞だった「背番号51」を“2度”永久欠番にすべきだという声が、地元メディアで上がっている。

「マリナーズが51番を2度永久欠番にすべき理由」と特集したのは、NBC系列の地元テレビ局「キング5」公式サイトだ。

 シアトルで背番号51と言えば、イチロー、そして2015年に殿堂入りした通算303勝の大投手ランディ・ジョンソンの2人の名前が挙がる。史上30人目のメジャー通算3000安打を記録したイチローか、あるいはサイ・ヤング賞を3度も受賞した“ビッグユニット”こと左腕ジョンソンか。どちらの名前で「51」を永久欠番にするか、以前からシアトルでは論議が沸いていた。

 そんな中でも大多数を占めるようになったのが、背番号51は2人連名で永久欠番にすべきだ、という意見だ。記事でも、他のメジャー6球団が1つの番号を複数選手の連名で永久欠番としていることを紹介しつつ、「マリナーズは2人の選手の栄誉を称えて永久欠番にできる」と指摘。2人の功績を同時に称えることを支持している。

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