上原浩治、逆転サヨナラ勝利につなげる好投! 1回3人斬り&無安打無失点

ブルワーズ戦の8回に登板

 カブスの上原浩治投手が19日(日本時間20日)の本拠地ブルワーズ戦で1回を無安打無失点に抑える好投を見せた。2点を追う8回に登板し、3人斬り。打線も終盤に逆転に成功し、7-4で9回サヨナラ勝ちを収めた。カブスはこれで2連勝。前回登板で3失点し、移籍後初失点初黒星を喫していた右腕は再び安定した投球を見せた。

 上原はこの日、2-4と2点を追う8回にマウンドに立った。先頭のブロクストンを左飛に打ち取ると、アーシアを空振り三振、最後はニューエンハイスを三飛に仕留めた。

 右腕が12球でこの回を無失点に封じると、カブス打線に火が付く。その裏、ラッセルのタイムリーで1点差とすると、デービスが9回表を零封した直後、ブライアントのタイムリーで同点。さらにラッセルがサヨナラ3ランを放ち、逆転勝利を収めた。

 上原は前回登板のパイレーツ戦で1点リードの8回に登板したが、2安打2四球で1死も取れずに降板。3失点を喫し、レッドソックス所属の昨季から続けた無失点は21試合でストップ。移籍後7試合目にして初失点初黒星を喫していた。

 この日は前回登板の影響を見せずに好投。これで今季8試合の登板で0勝1敗、防御率2.70になっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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