楽天・松井稼頭央、NPB通算200本塁打に「一番、僕には縁がないと思っていた」

自身のビックリの今季1号「あんなに飛んでいるとは」

 球史を塗り替えた。楽天の松井稼頭央外野手が22日のソフトバンク戦(ヤフオクD)でNPB通算200号本塁打。スイッチヒッターとして史上初となる2000本安打&200本塁打を達成し、試合後は「200号って忘れていた。花束が見えて、あっ200本やって」と達成の瞬間を振り返った。

 6回に、その時はやってきた。1死から打席に入ると、ソフトバンク2番手・加治屋の真っすぐを捉えた。1ボール2ストライクからの4球目。左打席からはじき返した打球は逆方向、左翼席へと消える今季1号のソロ本塁打となり「あんなに飛んでいるとは思わなかった。正直びっくりしました」。自身も驚くアーチだった。

 この日は「8番・左翼」での出場。4月1日のオリックス戦(京セラD)以来、今季2度目の先発出場だった。記念すべき日に、自身は3打数2安打1打点、チームも15安打11得点で圧勝し「久々に使ってもらって、結果が出た。それが良かった」と喜んだ。

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