ソフトB、楽天“代理”先発・戸村を打てず 工藤監督「的が絞りにくかった」

試合前に岸の登板回避を伝えられ「どうしたらいいのかわからなかった」

 23日、ソフトバンクは楽天に1-2の惜敗を喫し、仙台に続いてこのカードも負け越した。試合開始直前に楽天の岸孝之が腰の不調を訴えて登板を回避。緊急先発となった戸村健次を打線が打ちあぐね、首位相手に痛い連敗となった。

 試合前の監督によるメンバー表交換が、いつも以上に長引いていた。予告先発の岸が、突然の登板回避で、急遽戸村の先発が伝えられた。工藤監督も「初めてだったので、どうしていいのかわからなかった」と戸惑い、「(岸と同じ)右が投げるというから、こっちのメンバーは変えずにいきます」と伝えたという。

 しかし、その“代理”先発の戸村に抑え込まれ、今季初先発での初白星を献上してしまった。工藤監督は「こっちから見ると(球が)ばらけていて、的が絞りにくかった」と、戸村の投球を振り返る。

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