ソフトB、楽天“代理”先発・戸村を打てず 工藤監督「的が絞りにくかった」
絶不調の松田には「練習しかない」
8回には1点差に追い上げ、なおも2死満塁の好機を作ったが松田宣浩が内野ゴロ。松田はこの日も4打数ノーヒット。2回の無死二塁の場面では空振り三振で走者を進塁させることもできなかった。打率は再び2割を切るなど絶不調だ。
工藤監督は松田について「シーズンに入ればそういう時もある。そこをね…取り戻すのも練習しかない」とかばったが、一番の元気印の不調がチームに及ぼす影響は少なくはない。明石健志が1軍に戻りスタメンで1安打、川﨑宗則の1軍昇格にメドがついてきた中で、指揮官が新たな一手を打つ可能性は否定できないだろう。
また、先発の寺原隼人は4回途中2失点。その後はリリーフ陣がしっかりと楽天打線を抑えたことについて「寺原くんは良かったよ。結果的に9回で(失点が)2点だから、ピッチャーについて今日は言うことはない」と締めくくった。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura