選手、監督、球団代表、解説…多忙な岩村明憲氏が注目する画期的視聴法とは

懸念された“穴”を埋めた広島、好スタートの中で注目の投手とは…

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 開幕から3週間が経ったプロ野球。セ・リーグでは2連覇を狙う広島東洋カープが好スタートを切った一方で、パ・リーグでは昨季10年ぶりの日本一に輝いた北海道日本ハムファイターズが、怪我人続出で大きく出遅れる展開となった。

 3月に開催された第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した選手の状態も明暗が分かれ、投手陣では菅野智之投手(読売ジャイアンツ)が完封勝利を含む2勝を挙げるも、石川歩投手(千葉ロッテマリーンズ)は状態が上がらず、2軍で再調整することに。野手でも、坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)や内川聖一選手(福岡ソフトバンクホークス)は絶好調だが、日本の4番を務めた筒香嘉智選手(横浜DeNAベイスターズ)から、まだ今季1号は飛び出していない。

 独立リーグ、ルートインBCリーグ福島ホープスで選手兼監督兼球団代表を務める岩村明憲氏は、「まだまだシーズンは始まったばかり。ここからどうなるか分かりませんよ」と切り出した。とは言え、開幕戦に黒星を喫した後、引き分けを挟む10連勝と絶好調の広島東洋カープは「さすが」と称える。

「去年のリーグ優勝で得た自信は大きいですね。新井(貴浩)さんや丸(佳浩)、WBCに出場した鈴木(誠也)や菊池(涼介)と打線の好調が続く。プラス、開幕前に懸念されていた黒田(博樹)さんの抜けた穴も、若い先発投手たちがしっかり埋めている。投打がかみ合った形でスタートを切れましたね」

 躍動する若手先発投手の中でも岩村氏が注目するのが、16年ドラフト1位入団の加藤拓也投手だ。プロ初先発となった7日の東京ヤクルトスワローズ戦は、昨季沢村賞のジョンソンが咽頭炎を発症し、突如回ってきた出番だったが、9回1死でバレンティンにレフト前ヒットを許すまでノーヒットノーランの快投で、見事初勝利を挙げた。

「ルーキーでプロ初先発で、あんな快投ができるのは見事。もちろん、若手が投げやすい環境が広島というチームにはあるのでしょう。それでも、結果を残せたのは彼の実力。2戦目の14日阪神戦は8四死球と荒れたけど、6回を3失点で抑えた。今後期待が持てる投手ですね」

開幕早々「勝利の方程式」が生まれた楽天にも期待

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 パ・リーグでは、“恐怖の2番打者”ペゲーロを擁する東北楽天ゴールデンイーグルスが首位を走る。「1番の茂木(栄五郎)が打撃好調で出塁率も高い。ペゲーロには長打が期待できるから、2人で1点が奪える。ここにウィーラーとアマダーが調子を上げてくれば、かなり怖い上位打線になりますよ」と分析。同時に、開幕早々に“勝利の方程式”を確立できたことは大きいと話す。

「監督の立場から言うと、7回森原(康平)、8回ハーマン、9回松井(裕樹)という勝利の形ができたのは大きい。6回までに試合を壊さなければ、勝機が見えてきますから。開幕直後は誰しも調子が安定しない中で、3人がハマったのはすごいことですよ」

 今季限りでの現役引退を発表した岩村氏は、福島ホープスの選手兼監督兼球団代表という3役に加え、野球解説者としても活躍。福島と東京を行き来する多忙な生活の中で愛用するのが「スポナビライブ」だ。試合をじっくり観戦できる時はライブ配信される試合中継を、自身も試合中で中継を見られなかった時や多忙な時はハイライト映像を、移動の車中でスマートフォンやタブレットを使ってチェックするという。

「よく使ってますよ。先日は同じ愛媛出身の巨人・篠原(慎平)が1軍初登板初勝利を飾ったけど、同郷の選手やヤクルト、楽天の選手、親交のある選手の様子は気になるし、解説をするためにも出来る限り試合をチェックしておきたい。独立リーグもシーズン中なので、現実としてなかなか中継を見られないことが多いから、自分の好きな時間に移動しながら試合映像を見られるスポナビライブがあると助かります」

福島と東京を行き来する多忙な岩村氏が重宝する視聴方法は…

 Yahoo!プレミアム会員およびワイモバイル契約者、ソフトバンク契約者は月額980円、それ以外のキャリアは月額1480円で登録可能な「スポナビライブ」(4月までの申込みで5月利用分まで無料)では、福岡ソフトバンクホークス、北海道日本ハムファイターズ、千葉ロッテマリーンズ、埼玉西武ライオンズ、オリックス・バファローズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、阪神タイガース、中日ドラゴンズ、横浜DeNAベイスターズが主催する公式戦、クライマックスシリーズをライブ配信(※一部球団のファーム公式戦含む。地方球場開催のオープン戦、および中日の一部公式戦は対象外)するほか、試合後のハイライト映像については12球団の公式戦全試合を配信する。開幕前の春季キャンプのトレーニング風景や紅白戦、練習試合、各球団主催のオープン戦も中継してきた。選手インタビューなども随時配信し、魅力的なコンテンツを備えている。

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福島と東京を行き来する岩村明憲氏も、「スポナビライブ」を愛用

 さらに、たとえ見逃しても1度配信されたライブ映像は1週間、再視聴でき、ライブを見ながら直前のシーンをすぐにプレイバックすることや、気になる選手の打席だけをチェックすることも可能だ。スマートフォンやPC、TVなど様々な端末で視聴することができるなど利便性に優れている。

「開幕ダッシュをかけられるのに越したことはないけど、長いペナントレース、何があるか分からない。怪我人が続出する日本ハムやヤクルトが、どうやって負の連鎖を断ち切って浮上してくるのか。あるいは、3月のWBCで盛り上げてくれた選手たちが、この先どういう形で実力を発揮してくれるのか。まだまだ。プロ野球が本当に面白くなるのは、ここからですよ」

 プロ野球のさらなる盛り上がりに太鼓判を押す岩村氏。2017年シーズンは、この先、どんな展開を見せていくのか――。これまでにない利便性を備えた画期的なコンテンツ「スポナビライブ」で楽しんでみてはいかがだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
スポナビライブ●写真 photo by Sportsnavi LIVE

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