坂口、秋山、柳田、中村晃…NPBで守備範囲の広い外野手は誰だ?

セ・リーグは…

【セ・リーグ】

○左翼 RFG
筒香嘉智(De) 1.57
バレンティン(ヤ) 1.43
高山俊(神) 1.44

○中堅 RFG
坂口智隆(ヤ) 2.22
大島洋平(中) 2.13
丸佳浩(広) 2.02
桑原将志(De) 1.83

○右翼 RFG
雄平(ヤ) 1.91
梶谷隆幸(De) 1.79
平田良介(中) 1.75
鈴木誠也(広) 1.69
長野久義(巨) 1.52
福留孝介(神) 1.49

 パに比べてセの左翼手の守備範囲が狭いことがわかる。スラッガーが守るポジションになっている。一方、中堅はレベルが高い。一昨年オフにオリックスを自由契約になり、ヤクルトに移籍した坂口は打撃だけでなく、外野守備でも大きな戦力になっていることがわかる。右翼では、かつては守備の名手という評価があった阪神、福留の数字の悪さが目立つ。

 今季はどうだろうか。4月28日までの数字で見てみよう。

【パ・リーグ】

○左翼 RFG
中村晃(ソ) 1.87
西川遥輝(日) 1.70
岡島豪郎(楽) 1.39
田代将太郎(西) 1.36

○中堅 RFG
島内宏明(楽) 2.05
柳田悠岐(ソ) 1.96
秋山翔吾(西) 1.95
宮﨑祐樹(オ) 1.21

○右翼 RFG
駿太(オ) 2.32
木村文紀(西) 1.70
ペゲーロ(楽) 1.68
上林誠知(ソ) 1.18

 左翼守備は相変わらずソフトバンクの中村晃が優秀だ。中堅には昨年、右翼で好守備を見せた島内がコンバートされ、柳田、秋山の競争に割り込む働き。右翼ではオリックスで打撃開眼した駿太が守備でも好成績を残している。

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