ダルビッシュ、驚異ペースで三振量産 MLB106登板で2桁奪三振は早くも30度目

自身メジャー30度目の2桁K、今季中の“ライアン超え”も

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が29日(日本時間30日)の本拠地エンゼルス戦に登板し、6回を3安打10奪三振4四球2失点(自責1)で今季3勝目(2敗)をマークした。今季のメジャー投手で最多となる125球を投じ、6-3の逆転勝利に貢献。またこの日でメジャーでの2桁奪三振が早くも30度目となった。

 2013年に277個の三振を奪って奪三振王に輝いた右腕はここまで驚異的なペースで三振を量産。2012年の渡米以降、ここまで通算853三振を積み上げる中、106度目の登板で2桁奪三振は早くも30度目(2012年8回、2013年12回、2014年6回、2015年登板なし、2016年2回、2017年2回)に到達した。球団発表によると、これは名投手ノーラン・ライアンの34度に次いで球団史上2位となっており、今季中に“ライアン超え”を果たす可能性が高い。

 また、ダルビッシュは4月13日のエンゼルス戦でも10奪三振を記録しており、2桁奪三振は今季2度目。4月の6試合で計41三振を奪ったが、4月に35奪三振以上を2度記録したのはライアンに次いで球団史上2人目だという。ダルビッシュは2013年4月に58奪三振を記録している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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