古巣凱旋登板で好投の上原浩治、元同僚も感服「こんな光景は何回も見てきた」

かつての本拠地フェンウェイ・パークで移籍後初登板、1回を無安打無失点

 29日(日本時間30日)の敵地レッドソックス戦で1回無安打無失点と好投したカブス・上原浩治投手。移籍後初の古巣凱旋登板となった試合で7-4の勝利に貢献した右腕を元チームメイトも「このような光景は何回も見てきた」と感服している。カブスの球団公式サイトがレポートしている。

 かつての本拠地フェンウェイ・パークで行われた3連戦の第2戦。42歳右腕の出番は6-4と2点リードで迎えた7回に回ってきた。ここで先頭のヘルナンデスを一塁ライナー、ボガーツを左翼ライナー、ベニンテンディを空振り三振に仕留め、4戦連続の零封を記録した。

 11球で3者凡退に打ち取った右腕に、かつてのチームメイトであるレッドソックスのペドロイアも脱帽。記事の中で「このような光景は何回も見てきたよ」と語っている。

 またこの日カブスの先発を務めたラッキーも上原と同様、レッドソックスが2013年にワールドシリーズ制覇した当時のメンバーで、ペドロイアは「彼らのような選手と対戦するのは一味違うんだ。でも、競い合い、勝つ努力をしなければいけないんだ」と語ったという。

 凱旋登板で古巣の同僚やファンに変わらぬ雄姿を見せた上原。今季はここまで11登板で0勝1敗、3ホールド、防御率1.86と安定した投球を見せている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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