ソフトBが松田&デスパイネのソロ弾で逆転勝ち 寺原5回1失点の好投

オリックスはドラ1ルーキー山岡の好投を援護できず

 ソフトバンクが終盤の逆転劇で、オリックスに勝ち越しを決めた。7回2死から打撃不振に苦しんでいた松田に今季1号の同点弾が飛び出ると、9回にデスパイネが勝ち越しのソロ本塁打。逆転勝ちをおさめた。

 6回まではオリックス先発のルーキー山岡の前に無得点。毎回のように走者を出しながら、あと1本が出なかった。だが、7回に待望の1発。2死から打席に入った松田が、オリックスの吉田一から左中間スタンドへと飛び込む同点アーチ。「寺原もいいピッチングをしていたし、同点に追いつけてよかった」。開幕から打撃不振に苦しんできた松田に今季26試合目、105打席目にして、ようやく今季初本塁打が飛び出した。

 すると、9回先頭で打席に入ったデスパイネが値千金のアーチ。1ストライクからの2球目。オリックス守護神・平野佳のスライダーを捉え、左中間スタンドへと勝ち越しのソロを放り込んだ。今季2度目の先発となった寺原が5回1失点の好投。五十嵐、岩崎と無失点リレー。最後は守護神のサファテが締めくくった。

 オリックスは今季3度目の先発だったドラフト1位ルーキーの山岡が6回無失点の好投を見せるも、吉田一、平野佳が手痛い1発を浴びて、痛恨の逆転負けを喫した。ドラ1右腕はまたしても、プロ初勝利を逃した。打線も2回に内野ゴロの間に得た1点のみに終わった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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