楽天、岸が7回1失点の快投劇! 松井裕10セーブ目で日ハムに競り勝つ

日本ハムは大田が2試合連続打点も粘りきれず

 楽天は30日、敵地での日本ハム戦に2-1と競り勝った。

 楽天の先発は中13日での登板となる岸。前回先発予定だった23日ソフトバンク戦は腰痛のために試合直前で緊急回避していたが、この日はそんな素振りも見せない好投を披露した。

 初回に先頭・西川に右前打されたが、3回に大野にセンターへ二塁打を運ばれるまで、7者連続凡退とした。さらに、4回2死からレアードに左前打されたが、続く田中賢を見逃し三振とすると、7回先頭の中田に四球を与えるまで再び7者連続凡退。7回は1死一、三塁から大田にライトへ同点適時打を運ばれたが、最少失点で切り抜けた。

 打線は、4回に今江のタイムリー二塁打で1点を先制したが、その後は得点圏に走者を進めながらも追加点を挙げられず。だが、1-1で迎えた9回に日本ハムの守護神・増井を相手に、岡島の右前打と藤田の送りバントで1死二塁と得点圏に走者を進める。すると、代打・聖澤の打球を途中から二塁守備に就いた大累が悪送球。この間に二塁走者だった岡島が生還し、1点を勝ち越した。

 最後は守護神・松井が締めて今季10セーブ目をマーク。堂々の首位をキープした。

 日本ハムは、7回に今季から加入の大田が2試合連続打点を挙げて同点に追いついたが、逆転しきれなかった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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