救援際立つ楽天、先発陣安定オリ…昨季Bクラス躍進で逆転現象続くパの3・4月

昨年AクラスがすべてBクラスに…パ、3・4月の投打5傑は?

 開幕から1か月が過ぎたプロ野球。ここまでセ・リーグは広島、パ・リーグは楽天が首位に立っている。ここでは3、4月のパシフィック・リーグを振り返ってみたい。

○順位
1楽天(21試合16勝5敗0分/勝率.762/打率.281/防御率3.11)
2オリックス(23試合15勝8敗0分/勝率.652/打率.266/防御率2.90)2差
3西武(23試合/12勝10敗1分/勝率.545/打率.254/防御率2.46)4.5差
4ソフトバンク(26試合14勝12敗0分/勝率.538/打率.258/防御率3.43)4.5差
5ロッテ(24試合7勝16敗1分/勝率.304/打率.186/防御率4.20)10差
6日本ハム(25試合6勝19敗0分/勝率.240/打率.217/防御率4.45)12差

 昨年のBクラスが3位までを占める逆転現象。一方、ロッテはチーム打率1割台と低迷している。月間でチーム打率1割台は2011年の横浜ベイスターズの3、4月(.192)以来だ。

【打者5傑】
○安打
1浅村栄斗(西)35
2近藤健介(日)32
2今宮健太(ソ)32
2内川聖一(ソ)32
2小谷野栄一(オ)32

○本塁打
1T-岡田(オ)7
1ペゲーロ(楽)7
3内川聖一(ソ)5
3秋山翔吾(西)5
3茂木栄五郎(楽)5
3中村剛也(西)5
3デスパイネ(ソ)5
3ロメロ(オ)5
3レアード(日)5

○打点
1ペゲーロ(楽)21
2内川聖一(ソ)20
2中村剛也(西)20
4デスパイネ(ソ)18
4浅村栄斗(西)18

○盗塁
1柳田悠岐(ソ)7
2源田壮亮(西)5
2今宮健太(ソ)5
4秋山翔吾(西)4
5近藤健介(日)3
5西川遥輝(日)3
5外崎修汰(西)3
5駿太(オ)3

○打率(規定打席以上)
1近藤健介(日).416
2岡島豪郎(楽).371
3浅村栄斗(西).361
4小谷野栄一(オ).360
5T-岡田(オ).351

○RC(Runs Created)打者の総合指標安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味
1近藤健介(日)26.23
2T-岡田(オ)24.14
3秋山翔吾(西)21.89
4内川聖一(ソ)21.10
5茂木栄五郎(楽)20.97

 不振の日本ハムにあって近藤健介が依然、孤軍奮闘している。最多安打は西武の浅村。これまで安打製造機の印象が強かったチームメイトの秋山は5本塁打18打点とスラッガーに変わりつつある。楽天は2番打者ペゲーロが本塁打、打点の2冠だ。

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