日本野球への順応実感 ホークス新助っ人ジェンセンが2軍で本塁打量産モード
来日中の両親の前で1軍での雄姿見せられるか―
キャンプ前に来日して3か月が経過した。その違いに対して「打席の中でどうすればいいか、分かってきている。感覚がよくなってきているし、タイミングが合ってきている」と、ここにきて適応が進んできているようだ。
現在、両親が来日しているジェンセン。この日もスタンドで息子の勇姿を観戦しており「両親が見た4試合で3本目だね。両親も日本で野球をやっている姿を見ることは嬉しいと思う」と笑う。滞在予定は5日までだという。
ロベルト・スアレス投手がトミージョン手術を受けて長期離脱中で、1軍の外国人枠には1つ空きがある。吉村や江川といった右の大砲もファームにおり、1軍の右の代打1番手は川島。バックアップに長打を打てる打者がいない状況にある。
「(昇格は)僕が決めることじゃない。僕は毎日グラウンドに来て、自分のプレーをしっかりするだけだよ」
三振が多いのは玉にキズだが、その長打力は魅力。お声はかかるか。両親の滞在中に、ヤフオクドームでプレーする姿を見せてあげたいところだ。
【了】
福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani