負傷交代のソフトBデスパイネ「大丈夫」も…有事に備えジェンセン1軍合流へ

適時打放った際に右足太もも裏負傷か、トレーナーは「明日の状態をみて判断」

 ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手にアクシデントが襲った。2日の西武戦(ヤフオクD)。大量リードで迎えた8回の第5打席。右翼フェンス直撃の2点適時打を放った際に、右足太もも裏を痛めた模様で、直後に代走を送られた。

 無死一、二塁での打席。西武3番手の福倉から強烈な当たりを放った。快音を残した打球は弾丸ライナーで右翼フェンスに直撃。2人の走者が本塁へと生還する中で、デスパイネは右太もも裏を押さえながら、何とか一塁へと到達した。

 試合直後、工藤公康監督は「明日になってみないと分かりません」と表情を曇らせた。デスパイネは通訳を介して「大丈夫」と一言残して自ら歩いて帰路へとついたが、佐々木トレーナー・コンディショニング統括は「明日の状態をみて判断します」と話し、病院に行くかどうかも、3日の同戦前の状態を確認してからになるとした。有事に備え、ファームからカイル・ジェンセン内野手を1軍に合流させる見込みだ。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY