田中将大が援護に感謝 MLBトップ12発のジャッジに脱帽「味方でよかった」

指揮官はジーターと比較して絶賛「極めて優れている」「完璧な選手」

 ESPNは先日、ジャッジについて「ジョー・ジラルディがヤンクスのルーキー、アーロン・ジャッジとデレク・ジーターを比較」とのタイトルで特集記事を掲載。「ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は、世間を沸かせるルーキーであるアーロン・ジャッジを、球団史上最も崇拝される選手のひとりであるデレク・ジーターと比較することによって、評判を高めている」と伝えていた。

 指揮官は記事の中で昨季デビューしたばかりの25歳を以下のように絶賛している。

「私にとって、彼はデレクに少しばかり似ているように思うんだ。彼は笑顔を絶やさない。彼はプレーすることを愛している。フィールド上、そしてフィールド外でも彼は正しいことを行っている。彼は常に勝つために試合をする。そして、それは最も重要なことなんだ。

 比較対象が大きいことを理解している。でも、僕はデレクが若かったころを憶えている。彼は成長してリーダーシップをとるようになったんだ。デレクは楽しく過ごすのが大好きだった。笑うこと、プレーすることを愛していた。彼がフィールド上、そしてフィール外で正しいことを行っているのを知っている。若いとき、デレクもそうだった」

 米全国紙「USAトゥデイ」によると、この日の試合後にもジラルディ監督は「極めて優れている。パワーに加えて、四球、出塁、走塁、そして彼がしたこと全て。彼が昨夜見せた送球や捕球。彼は完璧な選手だ」と脱帽したという。超名門球団に現れた次期スーパースター候補の存在感は、日に日に増している。田中にとっても心強い限りだ。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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