パ・リーグ6球団が今年も台北での旅行博に参加 3年連続3回目の出展へ

大谷や則本らの知名度も高い台湾

 台湾での海外プロモーションに積極的なパ・リーグが、今年も5月5日(金)~8日(月)にかけて台北で行われる「台北国際旅行博」に参加すると発表した。今回で2015年から3年連続3回目の出展となる。

 狙いはこれまでと同様、台湾でのパ・リーグと日本プロ野球のさらなる認知拡大。パ・リーグの試合観戦チケット付き旅行商品のブースでの販売や、各球団グッズのプレゼントなどを行い各球場への来場を呼びかけるという。さらに今回から新たに、日本の球場をより身近に感じてもらうためにVR(バーチャルリアリティー)でメットライフドームの雰囲気を味わってもらうイベントも実施予定だ。

 また、このイベントには北海道日本ハムからマスコットキャラクターのB・B、オリックスからマスコットキャラクターのバファローベル、そしてパ・リーグのチアガールであるPacific League Girlsが参加し、ステージでのパフォーマンスなどを通じてブースへの来客、そして日本の球場への来場を促す。

 今季、パ・リーグの試合は、現地のFOXスポーツ台湾にて、1週間10試合以上、年間260試合以上がテレビ放送されている。台湾のスターである陽岱鋼外野手が北海道日本ハムから巨人へ移籍したものの、北海道日本ハム・大谷翔平投手や、楽天・則本昂大投手など、リーグを代表する選手たちの知名度は台湾でも高く、昨年の時点でも「台湾出身の陽岱鋼選手はもちろんですが、大谷選手などのリーグを代表する日本の選手に関する投稿の興味度合いが高いケースも目立ちました」と、パシフィックリーグマーケティングの上野友輔氏は語る。

 台湾から日本までは飛行機でおよそ3~4時間ほど。MLBや台湾プロ野球とは違った「エンターテインメント」が詰まった日本の球場へ来場してもらうため、パ・リーグは今年も積極的なプロモーションを展開していく。

【了】

「パ・リーグ インサイト」編集部●文

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