2軍防御率1.04のヤクルト由規が今季初先発 DeNA井納と投げ合いへ

井納は昨季ヤクルト戦で防御率4.19

 DeNAは5日から本拠地・横浜スタジアムでヤクルトを迎え撃つ。

 初戦を任されるのは井納だ。先発陣を引っ張る存在として期待されているが、ここまで4試合に先発し2敗、防御率4.07と4月はまさかの未勝利に終わった。

 ここからの巻き返しが期待されるが、昨季の対ヤクルトの通算成績は5試合で1勝4敗、防御率4.19と相性が悪い。実績からすれば、今季の開幕投手となってもおかしくはなかったが、開幕カードはヤクルト戦であったため、数字を重視するラミレス監督は、井納を開幕2カード目に配置したほどだ。

 その井納が投げ合うヤクルトの先発は今季初登板となる由規。ここまでイースタン・リーグの4試合に登板し3勝無敗、防御率1.04という圧倒的な数字を残して先発の座を獲得した。

 由規のDeNA戦といえば昨年7月9日、右肩痛から1771日ぶりに1軍に復帰登板を果たした相手。だが、結果は5回0/3、6失点で敗戦投手に。神宮球場を埋めたファンへ勝利を届けることができなかった。それだけに、由規にとっては今度こその思いは強いはずだ。

 両投手の意地とプライドがぶつかり合うカード初戦。勝ったチームに流れがいくことは間違いない。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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