ソフトB中田 指揮官の誕生日登板に「存じております。いい形で勝ちを」

6回1失点の前回登板同様に「まっすぐ中心の調整」

 5日、ZOZOマリンでロッテ戦に先発するソフトバンク・中田賢一。工藤公康監督の誕生日に白星をプレゼントするため、敵地ZOZOマリンでロッテ打線に挑む。

 中田は4月28日のオリックス戦で6回1失点の好投。その登板に向けて臨んだ真っ直ぐ中心の投げ込みが功を奏したとあって、この1週間もブルペンで「真っ直ぐを中心に投げ込んできた」という。

 ロッテ戦の登板は開幕2戦目の4月1日以来。その試合では7回無失点と抑え込んでいるが、当時とは打線の顔ぶれも大きく変わっており「小細工できる選手が多い」と警戒心を強める。それでも「相手がどうのよりも、まずは自分のピッチング」と気を引き締めた。

 5日は工藤監督の54歳の誕生日。中田は「はい、存じております」と微笑みながら「いい形で勝ちをプレゼントできれば」と2週連続の好投を誓った。

 ちなみに工藤監督は誕生日を過去2年とも勝利で飾っている。2015年のロッテ戦(ヤフオク)は延長10回に柳田悠岐が豪快なサヨナラ弾、2016年の日本ハム戦(札幌)では松田宣浩の2ランと東浜の好投で勝利した。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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