ヤンキース正捕手サンチェスが戦列復帰 日系4世ヒガシオカが3A降格

遠征先シカゴでの休日には田中将大と焼肉に出掛ける

 ヤンキースの正捕手ゲイリー・サンチェスが5日(日本時間6日)、10日間の故障者リストから戦列に復帰した。これに伴い、日系4世のカイル・ヒガシオカ捕手がマイナー降格となった。

 サンチェスは4月8日のオリオールズ戦の試合中に右上腕二頭筋を負傷し、戦列を離れていた。球団公式サイトによれば、復帰に向けた調整のため傘下3Aで3試合に出場し、打率.385、1本塁打、3打点の数字を残したという。サンチェス自身「戻ってこられて本当に嬉しいよ」と喜びの表情だったそうだが、誰よりも復帰を大歓迎したのはジラルディ監督。「球場外まで打球を飛ばせる、もう1人の打者。これは大きな意味がある」と話したそうだ。

 サンチェスの復帰に伴い、ヒガシオカが傘下3Aに降格。4月10日に待望のメジャーデビューを果たした日系4世捕手は、9試合に出場(5試合で先発)したが、メジャー初ヒットは出ていなかった。

 ヤンキースは5日から敵地でカブスと交流戦を戦っているが、移動日だった4日(同5日)には田中将大投手が自らのツイッターを更新し、ヒガシオカと一緒にシカゴで焼肉に出掛けたことを報告していた。「今日はシカゴで休日でした!チームメイトのカイル・ヒガシオカと一緒に焼肉を食べに行ってきました。気に入ってくれたみたいでよかったです」とつづっていた。

 今回のメジャー昇格では田中ともバッテリーを組んだヒガシオカ。次回昇格時に向けて、首脳陣に向けて良いアピールができたに違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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