ホークスに“パワーヒューマン”降臨!? 川崎宗則合流で1軍2軍が共に好転
川崎昇格を機に打撃復調の松田「僕が呪いを解いてあげた」
米カブスからソフトバンクに6年ぶりに復帰した川崎宗則内野手。連日の報道でも伝えられている通り、川崎が1軍に昇格すると、ホークスは、それまでの不振が嘘だったかのように、白星を積み重ねている。
川崎の1軍合流は、4月28日のオリックス戦(京セラD)。そこから7試合を消化して、6勝1敗と状態を上げてきた。それに加えて、開幕から不振で苦しんでいた松田が、川崎昇格を機に調子を取り戻した。
5日のロッテ戦(ZOZOマリン)では2点ビハインドの9回から、デスパイネと上林の本塁打で大逆転勝ち。ロッテの不振もあるだろうが、神がかっているような勝ち方だった。もちろん他の選手の頑張りがあるのは、当然のことだが、それでも、やはり“ムネリン効果”を感じざるを得ない。「僕が(松田の)呪いを解いてあげた。みんなの悪いものを僕が吸い込んでいるから」と言っていた言葉も、あながち間違いではない。
実は、川崎効果を現しているのは、1軍に限ったことではない。2軍でさえも、川崎の入団とともに、一気に調子を上向かせたのだ。「川崎が来てから、2軍も調子が良くなった。チームを明るくさせる何かがある」というのはファームの関係者。ホークス2軍はウエスタン・リーグ5連覇中。6連覇が懸かる今季だったが、出足はつまずいていた。