ロッテの新守護神は4人ローテ体制、内、大谷、有吉、酒居を日替わり起用

抑え外れた益田は中継ぎとして再調整

 今季3度目の救援失敗で防御率も6.30に上昇した益田に代わるロッテの抑えは、防御率0.00の内に固定せず、大谷とルーキーの有吉、酒居の4投手で回すことが明らかになった。

 6日ソフトバンク戦の前に英二投手コーチは「内を中心に回すが、連投になれば投げさせない。試合状況と、(選手の)状態を見ながら4人で回していく」と語った。内は2007年の右肩手術に始まり、肘、右足首と毎年のように故障。昨年も右肘の張りで約2か月登録抹消された。現在救援陣では最も頼りになる存在だけに、絶対に故障を避ける意味もある。

 益田に関しては「技術面で問題あるとは考えていない。デスパイネはストレートかカット狙いだったと言っているし、それでスライダーが甘く入って打たれたのは、コントロールミス。(絶対抑えなければいけないという)メンタル面か」と、当分中継ぎへの配置転換でリリーフ陣を再編することになった。

【了】

細野能功●文 text by Yoshinori Hosono

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