ソフトBデスパ、古巣ロッテ戦で早くも3発目「自分の仕事をしているだけ」

強烈先制弾で勝利に貢献、ロッテ伊東監督は「わかってるはずなのに…」

 ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手が古巣にまた強烈弾を浴びせた。8-2で勝利した7日のロッテ戦、2回に四球の内川を一塁に置いて、先発・唐川の2球目、シュート回転して真ん中高めに入る138キロを一発でしとめた。

 右中間へ飛び込む先制8号2ラン。“恩返し弾”で「嫌というほど(攻め方は)わかっているはずなのに」と伊東監督を嘆かせた。4月18日には石川に3ランを浴びせ、「こどもの日」の5日は0-2の9回に益田から同点2ラン。早くもロッテ戦で3本塁打を放っている。

 ホームランだけで7打点の荒稼ぎで「千葉だから特に力が入っているわけではない。普通に自分の仕事をしているだけ。次も(ロッテ戦も)積極的に狙っていく。(開幕直後は)苦しんだ時期もあったが、今はチームに貢献することだけ」とキューバの至宝は意気軒昂だった。

【了】

細野能功●文 text by Yoshinori Hosono

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