中日・大島が月間MVP初受賞! オリックスは金子&T-岡田がダブル受賞

セ・リーグ投手部門はメッセンジャー

 日本プロ野球機構は9日、今季3、4月度「日本生命月間MVP賞」を発表した。

 セ・リーグ投手部門は、阪神のランディ・メッセンジャー投手。2013年7月以来2度目の受賞となる。開幕戦だった3月31日広島戦で今季初白星を飾ると、5試合に先発して4勝無敗、防御率1.95の快投を続けた。4勝と並び37奪三振はリーグトップだった。阪神の外国人選手の月間MVP2度の受賞は、ランディ・バース選手(1985年4月、1986年6月)、ジェイソン・スタンリッジ投手(2011年6月、7月)と並び3人目。

 セ・リーグ打撃部門は、中日の大島洋平外野手が初受賞。26試合に出場して、リーグトップとなる42安打、打率.372をマーク。4月には1試合4安打を4度記録するなど41安打を放ち、セ・リーグでは2015年8月に巨人の立岡宗一郎(40安打)以来となる月間40安打以上をマークした。4月30日には誌上286人目となる通算1000安打を達成した。

 パ・リーグ投手部門は、オリックスのエース金子千尋投手。2014年9月以来3年ぶり7度目の受賞となる。5試合に登板し、リーグ最多の2完投、リーグ最多タイの4勝、37投球界を記録。防御率1.70はリーグ2位だった。

 パ・リーグ打撃部門は、同じくオリックスのT-岡田外野手。2010年7月以来となる2度目の受賞となった。全23試合に出場し、リーグトップの長打率.675、トップタイの7本塁打をマーク。打率は.341で、チームの開幕ダッシュを牽引した。

 オリックス選手の受賞回数は通算71度で、西武、日本ハムの70回を抜いてリーグ最多。また、オリックスの投手、打者の同時受賞も10度目でリーグ最多を更新した。

 受賞者には各リーグから記念盾、日本生命保険相互会社から賞金30万円とトロフィーが贈られる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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