ロッテ平沢、地元仙台で初マルチ 活躍中の高校先輩ソフトB上林から「刺激」

仙台育英の生徒らが見守る中で8戦連続安打、上林には「すごいと思います」

 宮城出身のロッテ・平沢大河内野手が9日、Koboパーク宮城で行われた楽天戦に「9番・遊撃」でスタメン出場。母校・仙台育英学園の生徒が観戦する中、今季初のマルチ安打を放ち、チームの勝利に貢献した。

 平沢のバットが先制点の口火を切った。3回。1死からライト線へ二塁打を放って出塁。2死から2番・伊志嶺が四球で歩くと、3番・細谷の適時三塁打で先制のホームを踏んだ。4回には2死から安打を放った田村に続き、レフトへヒット。1番・荻野の適時打で生還した。「ボールは見えてきた。調子はいい」との言葉通り、プロ初安打を放った故郷の球場で今季初のマルチ安打をマークした。

 三塁側のスタンドには、母校・仙台育英学園の高校と中等教育学校の生徒や教職員約3000人が詰めかけた。試合前には後輩たちに向かって手を振ってみせた平沢。名前がアナウンスされると、後輩たちや楽天ファンからも大きな拍手が送られた。

「プレッシャーは感じますが、変なところは見せられないという中でやるのもいいのかなと思います。プレッシャーはありますけどね。相手にして嫌だなと思われる選手になりたいと思います」

 いつもとは違った緊張感の中、2本のヒットで8試合連続安打。守備も無難にこなした。

 ブレイクの兆しを見せた先輩にも触発されている。今季、好調を続け、2日から5日の4日間で4本塁打するなど活躍しているソフトバンク・上林は仙台育英の2学年先輩だ。「すごいですよね。誠知さんに打たれて負けた試合もある。すごいな思います。刺激をもらっています」と平沢。高校の先輩に負けぬよう、2年目の19歳も飛躍を目指す。
 
【了】

高橋昌江●文 text by Masae Takahashi

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