元中日チェン、“今季絶望”の可能性も? 地元紙「復帰できるか定かでない」

今季終了後に契約延長を選択すれば、3年総額59億円の契約を残すチェン

 また、マッティングリー監督は記事の中で「このようなことが起こると、しばらくは彼を頼りにすることはできないと思う。明らかに、我々の予測以上の事態になってきている」とも説明しており、状況は不透明だ。

 中日から2012年にオリオールズに加入したチェンは、4シーズンで117試合に登板し、46勝32敗、防御率3.72という好成績を残してFAに。昨年からマーリンズと5年総額8000万ドル(約91億円)の大型契約を結んだ。しかし、1年目は22試合登板で5勝5敗、防御率4.96と苦戦。今季終了後、チェン自身が契約延長オプションを行使しなければFAになれるが、残留を選択すれば18年は1000万ドル(約11億3330万円)、19年は2000万ドル(約22億6660万円)、20年は2200万ドル’(約24億9300万円)と計5200万ドル(約58億9300万円)の契約を残すことになる。また、20年の成績次第で、21年も1600万ドル(約18億円)で契約延長となる。

 今季、早期復帰で契約に見合った活躍を出来るのか。それとも、今季中に復帰できずにシーズンを終えてしまうのか。今後も動向に注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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