マリナーズ、ついに1番打者の穴埋まる!? 地元紙「イチローの全盛期以来」

今季加入のセグラが打率.371と活躍、「1番打者として生産性を示し続けている」

 マーリンズのイチロー外野手は、2012年シーズン途中にヤンキースに移籍するまでマリナーズで大活躍した。シアトルではメジャー移籍1年目の2001年に新人王、MVP、首位打者、盗塁王など多くの個人タイトルを獲得。そこから10年連続での200安打&ゴールドグラブ賞受賞など輝かしい成績を残し、スーパースターとしての地位を確固たるものにした。

 今年4月には、2015年にマーリンズに移籍してから初の対戦でセーフコ・フィールドに凱旋。昨年8月に達成したメジャー通算3000安打のセレモニーが行われ、打席ではスタンディングオベーションも受けた。3連戦最終戦の最終打席では今季初本塁打を放ち、敵地のファンから拍手喝采を浴びるという感動的な場面もあった。

 背番号51に対して変わらぬ愛情を見せたマリナーズだが、イチロー移籍後、大きな穴となっていたリードオフマンが今季ついに埋まったと地元紙「タコマ・ニュース・トリビューン」が報じている。「ザ・ヒットマン」と紹介されたのはジーン・セグラ内野手。今季開幕前にタイワン・ウォーカー投手、ケテル・マルテ内野手とのトレードで、ミッチ・ハニガー外野手らと共にダイヤモンドバックスからやってきた。

 今季はここまで26試合出場で、打率.371、3本塁打、13打点、出塁率.407と大活躍。記事では「遊撃手のジーン・セグラは1番打者として生産性を示し続けている。マリナーズがイチロー・スズキの全盛期に享受していたもの以来だ」と称賛している。

 同紙は、セグラが14日のブルージェイズ戦で4打数2安打を記録し、連続試合安打が「13」に伸びたことも紹介。序盤の活躍ぶりはイチローの全盛期並と称されるセグラは、今季このままヒットを量産できるだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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