マテオとドリス 数値で見る、阪神「勝利の方程式」の進化

今季はマテオがセットアッパー、ドリスがクローザーで抜群の安定感

 阪神が快調に首位を走っている。好調の要因はいろいろあるが、マテオ、ドリスという「勝利の方程式」ができていることも大きい。

 もともと阪神は外国人選手の「目利き」には定評がある。投打にわたって優秀な外国人選手を獲得してきた。しかし救援投手が2人同時に活躍するのはめったにないことだ。

 マルコス・マテオ、ラファエル・ドリス。ともにドミニカ共和国出身。右投手。ドレッドヘアで、容貌も似ている。マテオが188センチ、ドリスが195センチ。背が少し高い方がドリス、と覚えればいいかもしれない。年齢はマテオが33歳、ドリスが29歳だ。

 ちなみに阪神にはまだ1軍で投げていないが、ロマン・メンデスという、これまたドミニカ共和国出身で、ドレッドヘアの右投手がいる。

 ややこしいことに、昨年は主としてマテオがクローザー、ドリスがセットアッパーだったが、今年はドリスがクローザー、マテオがセットアッパーだから、余計に混同しそうだ。

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