マ軍投手、右腕直撃打球は174キロも「痛みない」 続投&先制呼ぶ犠打も…
指揮官は「次も先発できる可能性がある」と示唆
その後、ベンチでマッティングリー監督らになだめられるように話しかけられ、降板が決まった様子だったが、直後の攻撃でリディーが出塁すると、ストレイリーはバントのために打席へ。2球目できっちり決めた。2死となってから、イエリッチは右腕のガッツに応えるかのようにタイムリー。先制点となった。
痛みに耐えて続投し、バントまで決めたストレイリーは5回1安打無失点の快投で降板。しかし、2番手・田澤が6回に元DeNAグリエルに逆転満塁弾を浴び、今季2勝目はならなかった。それでも、マッティングリー監督はMLB公式サイトの記事の中で「(ストレイリーは)非常に良かった」と絶賛。「彼はスピードに変化をつけていた。素晴らしい変化球、スライダーは今夜本当に良かったよ。打球を受けたのは不運だった」と振り返っている。
また、ストレイリー自身は「痛みはない」と“鉄人”ぶりを見せつつ「すごい腫れたよ。球が腕の内側に当たったようだ。そして全てが悪化していていった。治療を行うために、残りの回もここ(クラブハウス)で過ごした」と話している。地元紙マイアミ・ヘラルドによると、「顔や腕の骨に当たらなくて本当に良かった。そのことに関しては、本当にラッキーだったよ」とも話したという。
マッティングリー監督が「我々は明日、彼の状態を見るつもりだ。すぐにアイシングを行い、腫れを引かせることができた。次も先発できる可能性がある」と、次回登板への見通しも明かしたと、記事では伝えている。ストレイリーの気迫のプレーを生かせず、好調アストロズに2-7で敗れたマーリンズ。翌日以降に意地を見せたいところだ。