3点守れず自滅のスタンリッジ、2軍調整が決定的「しっかり調整して…」

4月12日オリックス戦の初勝利以来3連敗中

 ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手の2軍調整が決定的になった。

 1軍登録日数が8年に達し、国内FA権を取得した翌日、17日の西武戦で初回3点の援護を守れず、3回67球3失点で降板した。黒星こそつかなかったものの、4月12日オリックス戦で今季初勝利を挙げて以来3連敗中。10日の楽天戦では、初回にアマダーに満塁アーチを浴びるなど精彩を欠いていた。

「先に点を取ってくれたのに、次の投手へいい形で繋ぐ事ができなかった」とスタンリッジ。3回、先頭岡田に許した三塁打は、左翼パラデスが前に突っ込んで後逸したもの。「それは関係ない」と否定したが、そこから投球リズムを崩し、源田、中村への四死球で傷口を広げ、結局栗山に2点適時打を浴び、自滅した。

「体の準備はできている」と、フィジカル面に問題はないことを強調したが、試合後は英二投手コーチを交えて伊東監督とミーティング。ファームでの調整を含めて「しっかり調整して準備したい」と語った。

 現在2軍で調整中の石川は23日ソフトバンク戦からの1軍復帰が濃厚で、スタンリッジに代わって西野、関谷らが上がってくると見られる。

【了】

細野能功●文 text by Yoshinori Hosono

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