オリオールズのスター三塁手、横っ飛び→膝をついたまま一塁送球の美技

一塁へノーバウンドで送球、「トラウトのすぐ後ろにつける選手」

 オリオールズのマニー・マチャド内野手が17日(日本時間18日)の敵地タイガース戦で華麗な守備を見せた。

 1点リードで迎えた4回1死走者なしの場面。イアン・キンズラーの三遊間への痛烈なゴロに横っ飛び。難しいバウンドに合わせてグラブに打球を収めると、横に回転してから、膝をついたまま一塁へノーバウンド送球。長打力とスピードを兼ね備えたリードオフマンのキンズラーを悠々と刺した。

 試合を中継した地元テレビ局「FOXスポーツ・デトロイト」の実況は「この反応、このグラブさばきを見てください」と伝え、元外野手の解説者カーク・ギブソン氏も「(キンズラーは)不運でした」と話した。

 実況は「多くの人がマイク・トラウトが(現在のメジャーで)ベストプレーヤーだと言いますが、マチャドもそのすぐ後ろにつけていますよね」と称賛。MLB公式サイトはツイッターで「マニーズ・コーナー」との言葉を添え、この動画を紹介した。

 マチャドは24歳にしてすでに2度のゴールドグラブ賞、3度のオールスター出場を誇る若きスーパースター。15年は35本塁打、16年は37本塁打と打力も一級品だ。今季はここまで打率.224、9本塁打、23打点と本塁打以外は打撃でやや調子が出ていないものの、守備にスランプはなし。この試合は4-5で敗れたが、守備で存在感を見せた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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