ロッテ根元、連敗脱出&10勝目導くサヨナラ打「何とか決めてやろうと思った」

延長10回に執念のサヨナラ打、連敗8で止め「ほっとしてる」

 ロッテの根元俊一が19日の本拠地楽天戦で延長10回に劇的なサヨナラ打を放った。3-3で迎えた1死二、三塁の場面で右前安打。チームの連敗を8で止め、今季10勝目に導いた。

 この日はエース涌井が8回まで2失点に抑える力投を見せたが、1点リードの9回に失点し土壇場で同点に。迎えた延長10回、1死二、三塁とサヨナラのチャンスで打席に立った根元がしぶとく右前に運び、勝利へと導いた。

 試合後、お立ち台に立った33歳は連敗ストップに「ほっとしてます」と一言。最後の打席を「何とか決めてやろうと思った」と振り返り、「ホントにうれしくて、でも感情は抑えました」と語った。

 ロッテはようやく今季10勝目に到達。前夜は西武に敗れて伊東監督就任後初となる8連敗を喫し、借金20となっていたが、この日は粘り強い戦いで5年ぶりの9連敗を免れた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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