ダルビッシュ、粘って日本人5位タイ51勝目「いい投球しようと力んで…」

5回105球も2失点の粘投、立ち上がりは「ブルペンですごくよかったので…」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手は21日(日本時間22日)、敵地でのタイガース戦で5回までに105球を要す苦しい投球ながら5安打7奪三振4四球で2失点と粘り、今季5勝目(2敗)を挙げた。大家友和に並んで日本人5位タイとなるメジャー通算51勝目(32敗)をマーク。2回までに56球を投げながら、3回以降は無失点に抑え、「修正できた」と手応えを明かした。

 ダルビッシュは初回に1点の援護をもらいながら、元同僚キンズラーに先頭打者弾を浴びて同点。その後も制球が定まらず、1死満塁とされながら、カステラノスの三塁線へのボテボテの投ゴロを華麗なフィールディングでさばき、体勢を崩しながら本塁へ送って2アウト。コリンズは右飛に仕留め、初回だけで31球を要しながら同点で食い止めた。

「ブルペンですごくよかったので、ちょっと抑えてやろうと、いいピッチングしようとして力んだ感じはします」

 直後の2回に再び1点のリードをもらうも、2四球で2死一、二塁とし、強打者カブレラには低めの速球をセンター前に運ばれて同点。2回までに球数は56球となった。しかし、3回は3者凡退。4回は2死一、二塁のピンチでカブレラを二ゴロに仕留めると、ナポリのソロ弾でレンジャーズが三たび勝ち越した直後の5回も相手に粘られて20球を投げながら3者凡退に仕留め、マウンドを降りた。

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