田中将大の不調続けばヤンキースはエース補強か 米紙特集、候補に9投手

田中将大が2戦連続炎上、エース補強の可能性高まるヤンキース

 20日(日本時間21日)のレイズ戦で3本塁打を許し、4回持たずに9安打6失点で3敗目を喫したヤンキースの田中将大投手。4被弾8失点で黒星を喫した14日(同15日)のアストロズ戦に続く2試合連続KOとなった。今季3年連続の開幕投手を務めたエースの不調は、ア・リーグ東地区首位に立つヤンキースにとって深刻な問題になりつつある。このまま不振が続くようだと、7月末のトレード期限までにエース級の投手補強に乗り出す可能性は高まりそうだ。

 ニューヨーク地元紙「ニューズ・デー」は20日、「先発補強が急務のヤンキースが狙う9人の候補者」をリストアップ。その中にシーズン終了後にフリーエージェント(FA)となるレンジャーズのダルビッシュ有投手の名前を挙げた。

 レンジャーズは現在ア・リーグ西地区2位につけているが、首位アストロズが一歩抜け出しており、今後のワイルドカード争いの状況次第でレンジャーズが主力選手のファイアーセールに踏み切るとみている。同紙は右肘手術から復帰後、11勝7敗、防御率3.17(20日まで)と力強い投球を見せていると指摘。「魅力的なトレード要因」と評している。

 ダルビッシュとともに有力候補に挙がっているのが、昨季まで4年連続200投球回を投げているホワイトソックスのエース左腕ホセ・キンタナ投手。28歳と若いのも魅力で、これまでも度々ヤンキースの補強候補に浮上していた。

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