レ軍番記者が進言 ダルビッシュと「すぐに契約延長」、大谷は「獲得を急げ」

「ダルビッシュと大谷翔平の獲得を急ぐことが最もコストの良い方法」

 さらに、今季終了後にもポスティングシステム(入札制度)でメジャー挑戦する可能性のある大谷翔平投手(日本ハム)との“ダブル獲り“も同氏は進言。新労使協定のもとでは、25歳以下の大谷を獲得するために大金は必要ないとの見解を示した上で、「新ルールのおかげでお買い得品のような存在となる大谷を引きつけるために」ダルビッシュとの契約延長が追い風になるというのだ。

 大谷のメジャー挑戦が決まれば、大争奪戦になることは確実。そこで、ダルビッシュの存在が決め手になる可能性があると、グラント記者は推測している。

「大谷の決断は彼がどこに住みたいのか、誰に投げたいのかによるかもしれない。大卒選手を獲得するプロセスと似たようなものになるだろう。大谷とダルビッシュは親しい。彼らはオフシーズンで練習パートナーだった。ダルビッシュはレンジャーズを称賛している。これにより、大谷のメジャーへの移行はできる限りスムーズになものになるだろう」

 そして、「次にマイナーから才能ある投手たちがくるまで、優勝争いをしたいのであれば、ダルビッシュと大谷翔平の獲得を急ぐことが最もコストの良い方法だ」とも訴えている。ダニエルズGMが大谷の練習の様子を視察するため、わざわざ来日するなど、レンジャーズが二刀流獲得に本腰を入れていることも確か。2人がテキサスで同じユニフォームに袖を通す可能性はあるのか。レンジャーズの今後の動きに大きな注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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