楽天森、3年ぶり白星消える 小フライのスクイズを森原と銀次が捕球できず…

降板後にまさかのプレーで同点、森原はさらに逆転を許す

 楽天が26日、西武戦の8回にまさかのプレーで同点に追いつかれ、先発・森雄大投手の3年ぶりの白星が消えた。

 楽天は4回に松井稼のタイムリーで西武エース菊池から1点を先制。森は6回3安打無失点2奪三振1死球と快投し、マウンドを降りると、7回はハーマンが無失点に抑えた。

 しかし、8回に3番手・森原が1死一、三塁とピンチを背負う。ここで源田がスクイズ。これが一塁側への小フライとなり、失敗に終わったかと思われた。ところが、ダイブして懸命のボールを捕ろうとした森原と、一塁手の銀次の動きが重なる。銀次はこれを避け、森原も銀次の動きを気にして最後にグラブを引いたため、どちらも捕球できず。ボールはポトリと落ち、記録は投前安打で三塁走者の木村文が生還した。

 森は勝利投手となれば、2014年5月1日のロッテ戦以来、1121日ぶりの白星となるはずだったが、まさかの形で同点に。さらに、森原は浅村に右中間を破るタイムリーツーベースを浴び、2点を勝ち越されると、栗山にも2点打を許して一挙5失点となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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