「脆さ」から“しつこさ”へ 日ハム大田、覚醒の過程で身につけつつあるもの
「勉強になります」、レアード&中田から学ぶ「立ちふるまい」
打席の中で追い込まれてから簡単に終わらない“しつこさ”を身につけつつある。「結果がすべてなので必死です。追い込まれた後、少しずつだけど、ついていけている。でも、まだ脆さがある。その中で自分のスイングをしたい。まだまだ結果を残さいと信頼を得られないし、ファンの皆さんにしっかり応援されるようになりたい」と謙虚に語る。
この日は14号ソロなどで4打点を挙げたブランドン・レアード内野手と一緒にお立ち台に上がった。本拠地の練習ではいつもレアードと並んでフリー打撃を行っている。
「レアードだったり、中田さんだったり、練習や立ちふるまいなど勉強になります。ジャイアンツから来て1年目で新鮮さがあるので、いいものを取り入れていきたい」
未完の大器は、新天地で様々なものを吸収しながら進化している。
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石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa