日本ハム有原、今季最短3回&ワーストタイ8失点で炎上降板 防御率6.83

初回にデスパイネ14号3ランなどで4失点、3回にも松田9号2ランなどで4失点

 日本ハムの有原航平投手が、大炎上した。27日のソフトバンク戦(札幌D)。3回までに今季ワーストタイの8点を失う散々な出来で、今季最短の3回でKOされた。

 初回、いきなりビッグイニングを許した。先頭の明石に右中間を破る二塁打を許すと、1死一、三塁で内川に先制の右前適時打。さらにデスパイネには右中間席に運ばれる14号3ランを献上。4点の先制点を奪われた。

 味方が2点を返して迎えた3回にも、再びビッグイニングを作られた。先頭の今宮に右翼フェンス直撃の二塁打を浴び、続く柳田にも中堅フェンス直撃の適時二塁打。中村晃にも左前に適時打を許すと、松田にはカーブを左翼席に運ばれる9号2ラン。またしても1イニングで4点を失った。

 開幕投手を務めた今季は、不安定な投球が続く。開幕4連敗を喫すると、ここ3試合は3連勝としていたが、失点続き。今季ここまで8試合に先発し、無失点に抑えた試合は一度もない。3回8安打8失点で降板し、防御率は6.83まで悪化した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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