2戦連続お立ち台のロッテ清田、好調理由は左肩にあり「考えている通りに」

愛用バットをへし折る先制打「また育てます」

 今季チーム初の3連勝に、ロッテ清田が2日連続で貢献した。

 サヨナラのヒーローから一夜明けて、27日のオリックス戦でも3回1死二、三塁の先制機会で魅せた。松葉のひざ元に落ちる「もう1回打てと言っても、打てないくらい」(清田)のワンバウンドしそうなツーシームに食らいついた。詰まりながらも左前へ抜ける先制タイムリーで、好投の二木に貴重な先制点をプレゼントした。

「バットの先に当たり、気に入っているバットが折れてしまったが、先制点に代えられない。(サヨナラを打ったバットだったが)また(新しいバットを)育てます」と多少の犠牲は伴ったが、白星は何物にも代えがたい。

 打席では常に、投手側の肩が開かないように、右手で左肩を触り、チェックしている。「初回の三振も、あとでビデオを見たら、肩は開いていなかった。自分を信じて打席に入れているし、考えている通りにできている」と清田。2日連続のお立ち台は、自身初の3割超えでリーグ打撃10傑の4位(.317)に名を連ねた2015年以来だった。打率はまだ.218だが、この調子で一昨年の清田に戻ってきそうだ。

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