巨人宮國4回持たずKO、10安打5四球7失点の炎上、遠い今季初勝利

2回に4連打で3失点、エルドレッドには12号ソロ

 巨人の宮國椋丞投手が、また今季初勝利に届かなかった。27日本拠地での広島戦のマウンドに上がったが、10安打5四球7失点と乱調で、4回持たずにKO降板。下がったベンチでは呆然とグラウンドを見つめるしかなかった。

 立ち上がりから荒れた。初回先頭の田中に四球を与えると、丸と安部にも四球で2死満塁のピンチ。こおではエルドレッドを空振り三振に斬り、なんとか無失点で切り抜けた。

 だが2回、1死から會澤に右翼へ二塁打を運ばれる。九里を二ゴロで2死三塁としたが、田中から始まる4連打で3点を先制された。

 3回には先頭エルドレッドに豪快な12号ソロ。4回は四球と左前で無死一、二塁とした後、丸を二ゴロ併殺に打ち取ったが、2死三塁から鈴木に左翼へタイムリー二塁打を運ばれると、四球を挟んでエルドレッドにセンターへ2点適時打。高橋監督はたまらず交代を告げた。

 宮國は、今季ここまで3試合の先発を含む8試合に登板。0勝4敗1ホールド、防御率4.22と、いまだ勝ち星に恵まれていなかった。前回18日ヤクルト戦では7回1失点と好投しながら黒星。初勝利まで遠い道のりになってしまった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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