元巨人・鈴木尚広氏、抽選で草野球の助っ人、少年野球の臨時コーチに!?

超異例の試み!? 鈴木氏のFA獲得権を抽選でプレゼント

 巨人で主に「代走屋」として通算228盗塁を記録し、昨年限りで現役を引退した鈴木尚広氏が、抽選で権利を獲得した草野球・少年野球チームの「助っ人」や「臨時コーチ」を務めることになった。「臨時コーチ・鈴木尚広」のFA獲得権をWEB後援会加入者に抽選でプレゼントし、助っ人に訪れるという。

 同氏は、自身HP上で「野球振興、発展に携わりたい、自身が現役時代に長年培ってきた経験を伝えたい、野球に成長させてもらってきた経験を皆様にもお伝えしたい、そして皆さまと楽しめる企画をやりたい、と言う思いからこの企画をスタートさせました」とコメントしている。

(1)18歳以上の草野球チームへの助っ人
(2)小・中学生の野球チームへの臨時コーチ

 この2つを行う予定。1時間限定で、鈴木氏のスケジュール、それに伴ったロケーション等を検討の上、抽選で月1、2回程度、各地へ助っ人に行くという。移動などの実費費用として、大人の野球チームは1チーム5万円、少年野球チームは1チーム3万円(いずれも税別)が「FA条件」になるとしている。

 HP上では、備考として以下の文言も添えられている。

「采配、フォーム等に口出しをする可能性が高い確率であります」

「時々プレーもしますが、起用法、ポジション等に口答えをする可能性があります」

「引退して半年以上経ちますので、起用や期待に応えられない場合があります」

「リーグ等の規定により、試合に出られない場合は応援に回り、ヤジ将軍と化す可能性があります」

「本人が熱くなって時間をオーバーする可能性があります」

 まさに“本気”の鈴木尚広氏が助っ人に訪れることになりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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