巧みな打撃で同点打、イチローに敵投手脱帽「かなりいい球だと思った」

代打で出場し同点タイムリー、メジャー通算3040安打に

 28日(日本時間29日)の本拠地エンゼルス戦で貴重な同点打を放ったマーリンズ・イチロー外野手。代打で登場し巧みなバットコントロールを見せたベテランに、打たれた敵投手も「かなりいい球だと思った」と脱帽している。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」電子版が伝えている。

 イチローは1点を追う5回1死三塁の場面で代打で登場。相手先発シューメーカーがカウント2-2から投じた外角低めに沈むスプリットを捉え、ライト前に運んだ。これが同点タイムリーとなり、その後リドルの2ランで生還。9-2の勝利に貢献した。

 今季はここまで打率1割台と低迷しているが、この日は勝利につながるヒットをマーク。この一打に打たれたシューメーカーも脱帽しており、地元紙によると、「イチローはいい球を打った。かなりいい球だと思った」と脱帽したという。

 イチローはこれでメジャー通算3040安打となり、歴代24位ロッド・カルー(3053本)まで残り13本とした。この日は1打数1安打1打点で打率.161となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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