トラウトが左親指靱帯断裂でプロ入り初DL、手術で長期離脱の可能性も…

28日マーリンズ戦での二塁ヘッドスライディングで負傷交代

 昨季ア・リーグMVPに輝いたエンゼルスのマイク・トラウト外野手が左親指の靱帯を断裂し、メジャーデビュー後初の故障者リスト(DL)入りした。複数の米メディアによると、手術が必要な可能性もあり、長期離脱の可能性もあるという。

 エンゼルスに激震が走った。今季ここまで打率.337、16本塁打、36打点、10盗塁と例年に違わぬ活躍を見せていたスター選手トラウトが長期離脱するかもしれないという。トラウトは28日(日本時間29日)敵地マーリンズ戦で、5回に四球で出塁すると二盗を敢行。ヘッドスライディングした際、ベースにタッチした左手の親指を負傷し、途中交代していた。X線検査では骨折は認められなかったが、MRI検査の結果、靱帯断裂が判明。場合によっては、手術の可能性もあるという。

 2011年にデビューし、今季7年目を迎えるトラウトにとって、これが初のDL入り。手術ともなれば長期離脱を余儀なくされる。打率、本塁打、打点、盗塁と攻撃の主要部門においてリーグ10傑に入る打線の要だけに、チームにとって大打撃となってしまった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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