右翼から“抑止的“剛速球バックホーム!? 驚異の163キロ超の送球が話題に

レンフローが「三塁走者釘付け」の送球、逆転満塁弾も放ち勝利に大きく貢献

 パドレスの右翼手が29日(日本時間30日)のカブス戦で163キロ超の“抑止的”剛速球バックホームを見せた。MLB公式サイトもツイッターで動画を紹介し、大きな話題となっている。

 パドレスの2点ビハインドで迎えた2回だ。1死一、三塁の場面で、カブスのシュワーバーが右翼へフライを打ち上げた。パドレスの右翼手レンフローは、右翼線方向に少し動いたものの、ほぼ定位置で捕球。そして、ステップを踏みながら本塁へ強烈なボールを送った。

 三塁走者のラッセルはスタートを切り替えてストップ。レンフローの送球はやや三塁側に逸れ、高く浮いたたため最後は捕手がジャンプして掴んだものの、走者を釘付けにするには十分の“剛速球”だった。

 MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」は、このバックホームの球速を101.6マイル(約163.5キロ)と算出。ツイッターでは「よく考えろ…。ハンター・レンフローの本塁への101.6マイルのストレート送球が火を吹き、アディソン・ラッセルを三塁に釘付けにした」と伝えている。

 パドレスはこの回を無失点で切り抜けると、レンフローは4回に逆転満塁弾を放つ活躍。パドレスは5回にも1点を加え、5-2で会心の逆転勝利を収めた。

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