ダルビッシュvsカイケルのエース対決は雨で開始遅れる、青木先発出場予定

カイケルは今季負けなし8勝、防御率1.81と圧倒的パフォーマンス

 2日(日本時間3日)に予定されているアストロズ-レンジャーズの一戦は、雨のために試合開始が遅れている。この試合では、6勝目を目指すレンジャーズのダルビッシュ有投手が、今季無傷8勝のカイケル投手と対決。両軍のエース対決に注目が集まっている。

 今季は先発した11試合のうち8試合でクオリティスタート(6回以上自責点3以下)を記録しているダルビッシュは、これまで5勝3敗、防御率2.97の成績。アストロズ戦ではこれまで11試合で投げ、4勝4敗、防御率3.51という数字を残している。ア・リーグ西地区を独走するアストロズと、今季はこれが初対戦となる。

 一方、2015年にサイ・ヤング賞を受賞カイケルは、昨季はスランプのシーズンを送った。だが、今季は見事に復活。10試合に先発し、ハーラートップの8勝をマーク。防御率1.81もリーグ2位の数字だ。レンジャーズ戦では、これまで18試合に登板し、5勝7敗、防御率4.24。昨季は1勝3敗、防御率5.40と苦手としていた。

「9番・左翼」で先発予定の青木宣親外野手は、ダルビッシュとは通算3打数無安打1三振。日米通算2000安打まで残り6本と迫っているが、ダルビッシュから“初安打”を放ち、カウントダウンを進めることができるか。

 ダルビッシュが6勝目を飾ることになるのか、あるいはカイケルが無傷の9勝を手に入れるのか、注目だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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